銀座和光のパンドエスキス販売終了が悲しすぎる

小麦粉でできたものはだいたい好きで、パン屋さんめぐりは断続的にしているのだけど、2018年下半期のブームはPain d’Esquisse for WAKOという銀座和光で販売しているエスキスのパンだった。 秋は高鬼 - the happy few おいしすぎて秋にブログに登場してる。 …

京都と温泉と年末のおいしいものたち

文字通りあっという間に駆け抜けた11〜12月の行動記録と食べものログ。この2ヶ月で人事から休暇命令が出たり退職を決意したりとばったばただったな…。仕事面では大きな分岐点でした。 そんな中でも京都2回、温泉には3回行きました。冬が来ましたね。京都は年…

ごはん好きによるごはん好きのためのベトナム滞在記-2

ごはん好きによるごはん好きのためのベトナム滞在記-1 - the happy few 年をまたいでしまったけどこちらの続き。前回はハノイ食べ歩きでしたが、今回はホーチミンのおいしかったものの記録です。 ■ホーチミン観光 といっても実質滞在時間は1.5日、かつハノイ…

ごはん好きによるごはん好きのためのベトナム滞在記-1

フランス文化圏強化月間のため、ベルギーの次はベトナムに行ってみました。 ひとびとの控えめな優しさ(はにかみが似合う)、フランスと中国のはざまのような異国情緒あふれる街並み、おだやかな時間。すごく幸せな気持ちになった5泊でした。 唯一、現地の人…

ホテル会員になって覚えた新しい贅沢の味

世の社会人、特に働く女性たちはどこのクレジットカードを使っているのでしょうか。私はずっとクレカ難民でした。 社会人一年目〜二年目、世間の荒波で得たストレスの矛先がデパートでのお買い物だったので、当然のように三越伊勢丹カードをメインカードに。…

クリスマスのシンガポールで旅行納め

年の瀬ですねえ。下書きフォルダを見ては書きかけのポストを早くお焚き上げせねば…という気持ちになります。インプットは特に今月捗っているのですが、アウトプットは全然だな……。 クリスマスからお正月へモードが切り替わっていくこの時期、結構好きです。…

ゆるやかな下り坂の先

10月、人生初めての歌舞伎座桟敷席を経験。あと、遅めの夏休みでベトナムに行く。この二つはまた別記事で書き残すつもりなので、そのほか主にもぐ活の記録。 仕事で精神面が限界すぎて毎日ブチ切れていた気がするし、正直あまり記憶がない……。じわじわと水が…

秋は高鬼

日本舞踊で『関の小万』というのがあって、小さい頃に習ったので曲をよく覚えている。小さい頃の記憶ってなぜか鮮明なんだけど断片的で、振りはよく思い出せないのに曲のことははっきり覚えていた。 当時は詞の意味も何もわからず、ただ師匠の真似をしていた…

181112

ベトナム旅行から帰ってきて、仕事上のいろいろな問題を片付けていたら、11月中旬にさしかかっていた。ひとつきはあっという間、一年もあっという間。年末のそわそわ感は11月から始まる。 仕事の問題の教訓は、自分自身をよく知ってコントロールしよう、少し…

181014

日曜日。前日寝入るのが遅かったため、苦労しつつなんとか起床。小さい頃から朝は弱くて、早起きはできるけど得意ではない類のものだ。 歌舞伎座までドアトゥドアで30分以内のところに住み続けたいな、と思いながら急ぎ木挽町へ。十月歌舞伎の幕見を狙う。贔…

181012

今日はお休みをもらってとことん自堕落に過ごしている。冷蔵庫の野菜をつかって適当にごはんを作って、ハーゲンダッツをたべてだらだらとテレビをみる一日。罪悪感を帳消しするために掃除をしたのでえらい。 塩豚が冷蔵庫にあるととっても便利だ。茹でたり焼…

181010

ひとの生活を垣間見るような文章が好きだ。過去の自分もほぼ他人のようなものなので、いつか未来の自分が面白がるかもしれないと思って、日記のような週記のようなものをシリーズ化してみようと思う。タイトルをつけにくい雑多な内容をひとまとめにするとい…

鮮明な季節の残像

もはやありがたみも新しさもなく使い古された「平成最後の夏」、私にとっては大きなアイスクリームみたいなものだった。まだある、と思いながらゆっくり食べていたら、気がついたときには夏の暑さで溶けきって跡形もない。 そんな夏だとしても、振り返るとビ…

ブリュッセルで食べおさめ。ベルギー旅行記・その4

旅行の最終日は、ブリュッセルでチョコレートを食べ納めることに。ゴディバやMary、ノイハウスにレオニダスなどたくさんブランドがある中で、今回はピエールマルコリーニへ。ベルギーのブランドなんですね、知らなかった。 ホテルからひたすら歩くこと20分程…

中世の街並みを求めてブルージュへ、ベルギー旅行記・その3

3日目のメインイベントはブルージュ探訪。こちらはベルギーに住んでいた知人が景観を褒めちぎっていた街。アントワープよりは少し遠くて、ブリュッセルから1時間弱で到着。 ブルージュ駅。写真撮り忘れたけどだだっ広い広場を抜けて、人々が向かう方に従って…

不思議な港町アントワープ、ベルギー旅行記・その2

2日目。まずはブリュッセル中央駅を目指す。 建物の感じや石畳を見て、やっとヨーロッパに来たー!という実感がわいた。ブリュッセルに限らず工事中のところが多い。そして朝は人が少ない……(一応平日、金曜日の8時とか。日本だったらラッシュなのに) ふと…

気取らない国、ベルギー旅行記・その1

あんまり東京の初夏が暑いので、6月末にベルギーに行ってきた。弾丸逃避避暑旅行。 旅先をベルギーに決めた理由は、今フランス語を勉強しているのでフランス語圏がよかったのと、あんまり長い休みは取れなさそうだったのでコンパクトな街がよかったから。 ヨ…

ご褒美スイーツ覚え書き・関西編

「ご褒美スイーツ覚え書き」という都内和洋の甘味処についての記事を書いたところ、「関西版も書いて」とのリクエストを頂いたので(結構前だけど……)古い記憶を掘り起こしつつまとめてみました。 京都・大阪は美味しいものがたくさんあるのでいつ行っても胃…

縁を思う春の終わり

ある程度まとまった時間会っていない人に再会するのは、大抵の場合喜びよりも恐怖じみた緊張が勝る。それまで積み重ねてきた時間が長ければ長いほど、空白の時間は重くのしかかる。たとえ半年だろうと一年だろうと、その時間のどこかに人をがらりと変えてし…

歌舞伎オタクが宝塚『ポーの一族』を観て沼に転げ落ちた話

宝塚という傍目から見ても明らかに沼、なジャンルにとうとう片足を突っ込んでしまったので、その記念に書き留めておきたいと思う。 普段は男の人が老若男女を演じる歌舞伎を観ているのだけど、今回は女の人が老若男女を演じる宝塚に行ってきた。松竹から東宝…

ご褒美スイーツ覚え書き

日常生活を円滑に運営するためには、どうやって幸せホルモンを分泌したらいいんだろうか、と考えていた。そんなことを思うほど殺伐とした生活を送っている……わけではなく、単にご褒美思考なだけです。 その方法の一つに、「心の底から美味しいと思える甘いも…

きらきらきさらぎ

2018年が15%終わろうとしているんだそうだ。もう時間の流れの速さにいちいち驚きもしなくて、指の間からさらさらと零れ落ちていく砂をじっと見ている感覚に近い。あーあ。 今月は息を止めている間に過ぎ去っていった。ひたすら歌舞伎を観て、テニラビに時間…

初夢という名の祈り

LA LA LANDが公開してから、来月で1年になる。やっと1年、まだ1年。この映画についてはこの記事で思いのたけをぶちまけたけど、今でもフラッシュバックのようにシーンが蘇る。脳内で、あの音楽とともに。 どういう理由でかはわからないけれど、心を激しく掴…

デパコスというドーピング

年に4回くらい、どうしてもデパコスを買いに行きたくなってむずむずする時期が来る。大体は季節の変わり目で肌の調子が不安定だとか、ネットで新しい商品のパッケージを見てそれが可愛いのでほしいだとか、そういったきっかけだ。 すっぴんが可愛い女の子の…

2017年にインプットしたものまとめ

あけましておめでとうございます。 昨年はこのブログを1か月に1回は更新するというゆるい目標のもとゆるっと書き、色々な方に読んでいただけてたまに読んだよ報告や感想などいただけて、励みになりました。 長い間まとまった文章を書くという行為から離れて…

中学生の魂はいつまで

今から13年ほど前に、死ぬほどハマったジャンルがある。テニスの王子様。私にとってありとあらゆるオタク活動の源泉はこれで、まさかこんなに息の長い作品になるとは思っていなかったけれど、この作品を経て得た、特に友人関係は大きかったので、今でも許斐…

秋にして君を離れ

前回の記事から1ヶ月半、気づけば10月が終わろうとしている…。毎年思うのだけれど、10月に入ってからの時間の加速具合って本当に異常。今年もあと2ヶ月です。 ちなみに前回の記事は、実際に去年体験したことを江国香織風に脚色してまとめたものです。起こっ…

(本当にあったかもしれない、いつかの)ぬるい夜

ぽっかりと空いた時間をひとりで過ごせるということは、おとなとして大事な能力だ。 なぜなら、歳をとると何かや誰かを待つことが格段に増えるからだ。仕事でも、プライベートでも。だから、ひとりの時間を持て余さない自分を誇りに思っていたし、そんな自分…

いと短き秋のこえ

慎ましやかさがないくらいに突然秋がやってきましたね、東京。残暑に対する秋の戦闘力の強さを感じるレベル。普段はもっとじわじわと、気づいたら浸食されているようなゆるやかな波の寄せ方なのに、今年は襲来という言葉すら似合う。それゆえになんだか季節…

行ってみたいけど踏み切れない女子のための白鳥エステ入門

ありがたいことにこのブログで白鳥エステについて書いてから、「白鳥エステ行ってみたい!」と声をかけてくれる友達がでてきたり、「白鳥エステ ブログ」で検索するとこのブログが出てきたり(友達が教えてくれた)、とすっかり回し者みたいになっている私で…