おとなの京都旅ログ
最後に旅らしい旅に出たのは、ざわざわとした緊迫感と非日常感が漂ってきた2020年2月。宝塚雪組の"Once upon a time in America"を観た足で新幹線に乗り、「のぞみに乗ってるよ望海さん…!」と興奮したことがつい最近のように思い出される。
まさかあれから、近場の旅行はありつつも、ほぼ2年半東京にひきこもることになるとはなあ。
コロナ前最後の旅行は京都でしたが、久しぶりの行き先も京都になりました。京都が縁もゆかりもない土地としてそこに在ってくれるのは、とても素敵な状態だと思う。新幹線で行かれる最寄りの海外都市、くらいに思っています。
東京にはなんでもあってなんにもないけど、京都にはちゃんと京都があってくれるからね。
そんなこんなでなつやすみ延長戦、平日最終の新幹線に飛び乗って到着即バーに行くたのしさよ
深夜に摂るカロリーは潔くがモットーです
バーのごはんってほんとうに罪深くてだいすき、ごはんのおいしいバーは至高
なにか美術展ないかなあと調べたらたまたま見つけてしまい、完全にノリと勢いでゴカム展
山積みにされた白石のお面を見て笑いすぎて涙出た
引きが強いぞ鶴見中尉〜!
気が狂ったように小麦とカロリーを摂取
百名店でクロワッサン→百名店でベーグル→百名店でケーキ→おみやげのお菓子を買ってうろうろ。パティスリーがたくさんある京都で、特に気に入りのお店ができて嬉しい。食べた瞬間顔を見合わせたもんな……
特に気に入ったのはフリップアップの栗クリームチーズベーグルと、グランヴァニーユのシュープラリネとモンモランシー
ナッツ好きがひれ伏すおいしさ
おまけの高瀬川
フレンチはビストロ百名店とミシュラン1軒ずつ行ったけど、心に残る一品というほどのものには出会えず残念
フレンチは世界観を食べているんだなと再認識した、味だけでも雰囲気だけでもだめなのだ
朝から30分並んでラーメンも食べましたしお腹いっぱいなのにおでんも食べました
おでん屋さんは、周りの食いしん坊が揃っておすすめしてくれた念願のお店に行けた!
至高のポテサラとまさかのなめこのおでんがラブだった
もっとも記憶に残る食事となったのはこれ、写真を見てもよだれが出る
茶懐石っぽくもありやや洋のテイストもあり、でも変にいじってなくてうまく着地しててめちゃくちゃ好きでした
季節ごとに行きたいな〜〜
送り火の名残とか、観光客のほぼいない観光地たちとか
行きたかったお店が某雑誌の表紙に載ってしまっていそいで予約をとった
スフレとレアとベイクドのいいとこどりをしたようなチーズケーキと、クリームみっちり詰まってるのに軽いドーナツと、その場で焼いてくれるマドレーヌ
悪巧みができそうなひっそりとした路地裏のバーでのんびり飲ませてもらいました
「やさしめのやまぐちだ……!」なラーメン、わらび餅抹茶パフェ、ひと口わらび
胃腸さんがんばってくれてありがとう
木曜夜の最終で行って日曜昼の新幹線で帰ってきたので、実質2.5日。おいしいものに目がなくて京都に行き慣れている人とやりたい放題するとこうなるんだなという良い例でした。