都内異国ごはん #1 シンガポールの味を神田で
海外旅行と観劇とチョコレートが生き甲斐なので、旅行と観劇が制限されているここ最近、非常にもどかしい日々が続いている。
そうは言っても労働せねばならず、労働した分だけ現実逃避したくなるので、せめて気持ちだけでも旅行したいなと思って都内異国ごはんめぐりを始めます!!!
ついでに微力でも経済を回したい。
【目的】ごはんとお店の空間で異国を味わう。
【ルール】いわゆるフレンチ・イタリアン・中華を除く(ただしフランス・イタリア・中国の地域料理は含んでOK)。ランチでもディナーでも可。
今回はシンガポールビストロでシンガポール料理をいただきました。シンガポールビストロ、名前だけでわくわくしちゃう。
松記鶏飯
〒101-0048 東京都千代田区神田司町2丁目15−1
03-5577-6883
https://goo.gl/maps/Xj2e6SmxHZouvSz89
シンガポールに世界一愛する人妻が住んでいるので、かの国には気づけばもう5回行っている。その彼女がおいしいものを愛しているので、行くたびに知らない味を教えてくれて、すっかり好きな国になったのだった。
クリスマスに鼎泰豊たべたりね笑
さて、松記鶏飯のおはなし。
最近フレンチと和食ばっかり食べてるなあと思ってエスニックのお店を探してたら見つけたのがこちら。神田駅から徒歩5分強。お店の外観がすでに日本離れしていて面白いのでぜひご自分の目で確かめてください(写真撮るの忘れた)。
平日夜19時、このご時世だし空いてるのかしらと思ったらどんどん人が来てあっという間に満席。人気店らしい。
まずはシンガポールのタイガービールで乾杯。780円だったかな、やっぱりちょっとお高め。だけどすいすい飲めて好きなビールなのでぐびぐびと。乾杯を優先した結果こちらも写真がないのだけど、背の高いグラスに注がれてきます。
この日は確かに寒くはなかったけど、店内は異様な熱気で3月なのにすでに扇風機が稼働している。湿度の高い感じ!もとめてたもの!
定員20名弱くらいのこぢんまりしたところで、現地の賑やかさそのままにめいめい声を張り上げておしゃべりしている。全部日本語なのがいいやら悪いやらだけど笑。
さて本題のごはんです。
まずはパクチーサラダ。甘辛いドレッシングがおいしい。もしゃもしゃいただく。
キャロットケーキ(デザートじゃないよって店内の黒板に書いてある)。ぱっと見卵チャーハンな大根もちの炒め。辛い肉味噌?と合わせて食べるとあまじょっぱくてふわふわでビールが進む。
『食の研究紀行』というタイトルのメニューに載っていた、ハムユイハンバーグ。ハムユイは中国系の食材で、魚の発酵食品だそう。豚ひき肉や蓮根と混ざったハンバーグで食感が楽しい。優しい味。
海老のブラックペッパーソース炒めと蒸しパン。シンガポールのブラックペッパーソース、コショラーの私がむせるくらい容赦ないのですが、これも強めでたいへんよかった…蒸しパンにソースをつけてももちろんおいしい。
シンガポールで食べたごはんで感動したランキング相当上位に入るのがこのバクテー。肉骨茶と書いてバクテー。参鶏湯の豚肉バージョンでもっと肉の脂とニンニクと胡椒が効いてるのでおいしいに決まっている。現地ではスープにそうめんみたいな麺を入れて食べたので、できたらその麺もほしかった…。
結構お腹いっぱいだけどなにか締めに食べたい、ということで昨夏食べて感動したホッケンミー。卵麺と米麺を混ぜ、海老や卵などと一緒に炒めたもの。今回はわりとさっぱりめだったので軽く食べられた。現地で食べたのは結構クリーミーだったからお店によって違うんだろうな。
お店の人にびっくりされるくらい、結構がっつりいただきました。ご主人がシンガポールに通っているらしく、おいしいお店の情報も仕入れた。
じんわり汗かいて、暑くてカーディガン脱いじゃうくらいの湿度の中でけらけら笑いながらおいしいもの食べるの幸せだった〜。