気取らない国、ベルギー旅行記・その1

あんまり東京の初夏が暑いので、6月末にベルギーに行ってきた。弾丸逃避避暑旅行。


旅先をベルギーに決めた理由は、今フランス語を勉強しているのでフランス語圏がよかったのと、あんまり長い休みは取れなさそうだったのでコンパクトな街がよかったから。

ヨーロッパに3泊5日、現地滞在時間実質2.5日で行くのは結構もったいない気もしたけど、ベルギーはちょうどよい国だった。ちょっと足りないくらいがなんでもちょうどいいのだ。

 

飛行機を乗り継いで首都ブリュッセル

諸般の事情で直行便には乗れないので、フランクフルト乗り換え。久しぶりにドイツに入った。

機内で食べるというだけで吉野家やらモスバーガーやらはなぜ美味しく感じるのか、毎度の謎。

f:id:kitsu7:20180714140853j:image
f:id:kitsu7:20180714140857j:image

アモス、どうやって提供するんだろう?と思ってたらセルフ組み立て式だった。袋の中にバンズとパテが入ってて、チーズとレタスを自分でセットするのです。

 


着いたのが夕方だったので、空港内でディナーをとった。久しぶりにカリーブルストを食べたかったのも、乗り継ぎにフランクフルトを選んだ理由の一つ。

適当に入ったお店だったけど、ビールもカリーブルストも大好きなプレッツェルももちろん美味しかったし、何よりホワイトアスパラのスープがクリーミーで美味しかった。

 

f:id:kitsu7:20180714141032j:image

かつてドイツからフランスに入国するときに、美食の国に行くのにわざわざ持ち込むほど好きだったプレッツェル。久々のご対面!


f:id:kitsu7:20180714141036j:image

カリーブルスト、塩気が強くてお酒が進まないわけがない。


f:id:kitsu7:20180714141040j:image

ヨーロッパの春先〜初夏といえばホワイトアスパラガス、お腹をもっと空かせておくべきだったと後悔するおいしさ。機内食に飽きた舌が喜んだ。

 


フランクフルトからブリュッセルは、最早国内線のようなフライト時間の短さ。乗り込んだと思ったらもう着いてしまう。

ブリュッセル空港はガラス張りで開放的、無機質な感じだった。最近こういう空港多い気がする。


治安はすこし不安だったので、警戒心丸出しで中心部行きの電車に乗る。まずびっくりしたのは言語。ほ、本当に多言語国家だ……。

 

f:id:kitsu7:20180714141429j:image

ICという特急列車の中のスクリーン、たぶんオランダ語。地下鉄に乗ってもそうだけど、オランダ語とフランス語が交互に表示される。知らない文字列の羅列はいいねえ。


当たり前のことなんだろうけど、電車の切符販売機にも電光掲示板にもオランダ語とフランス語(と時々英語)が表示されるのが新鮮。

ベルギー人とお店とかで話すと、本当にオランダ語+フランス語両方ちゃんと話せるらしく感服した。しかも英語もちゃんと通じる、聞き取りやすい!快適。

ギリシャとかイタリアとかは訛りの強い英語を話す人が多い印象だったので、ベルギーは比較的チャレンジしやすいかも。少なくとも英語が通じなくて困ったことはなかった。


後から気づいたんだけど1泊目はEU本部のある駅が最寄りで、どうりでEUのマークを目にすることがあった。写真撮り忘れちゃったけど、EU本部はすごく存在感のある都会的な建物だった。

 

f:id:kitsu7:20180714141657j:image

唐突にEUのマークが出てきたから一応写真撮ってた。

 

ホテルに着いたのが夜遅かったので、この日は即就寝。ロングフライトの後はベッドで寝られる喜びが大きい。

そういえば駅に着いてからホテルまで少し迷ったんだけど、現地の人が話しかけてくれて親切に教えてくれて、「どこから来たの?日本?僕先月2週間行ったよ!おいしかった〜」と興奮気味に言ってたのが嬉しかったな。

 

つづく。